
気付けばもう1月末
11月からブログの更新を出来ずにいました。
全然関係ない事なんですが
こういう仕事をしていると
同業・他業関わらず、技術職で活躍されている方の
仕事に対する姿勢や、技術などに物凄く興味があります。
いつも欠かさず観ているのは
【プロフェッショナル 仕事の流儀】というNHKの番組です。
昨日は、京都円山公園の一角にある
ミシュラン三ツ星を3年連続で獲得した【未在】
日本料理人・石原仁司さんの特集でした。
いつも時間を忘れ、刺激を頂いていますが
昨夜の放送で
【一座建立】 【和敬清寂】という言葉・意味に感銘を受けました
一座建立茶道や能楽で使われる言葉らしいのですが
お客さまを招く時、誠心誠意一生懸命尽くそうと工夫します。
これにより招いた者と、招かれた御客の心が通じ合い
気持ちのよい状態が生まれるとの意味らしいです。
和敬清寂これは茶道の心得を示す標語で
千利休の茶道の精神・境地を表した語。
茶道で、主人と客人が互いの心を和らげてつつしみ敬い、
茶室の品々や雰囲気を清浄な状態に保つこと。
衝撃的でした。
これはすべてのサービス業に通ずる言葉ではないでしょうか?
僕が思い描く
御客さまとの関係性が、まさしく一座建立
そして、店の雰囲気は和敬清寂
お客さまに言われた事があります。
『もう十何年もやってると、この仕事も慣れるやろ?』と
僕が、お客さんに慣れる事はないです。
お客さまと接している時間は、いつも緊張しています。
技術にしても、会話にしても
終わってから自分の中であの技術はよかったのか?とか
あの会話のでよかったのか?とか思う事はいっぱいあります。
色々な特集を観てきましたが
そんな中でも、今回の
一座建立 和敬清寂の精神は衝撃的で
自身の店のあるべき姿
そして理想とする姿を再確認出来ました。
長文ご覧頂きありがとうございました。
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